給水ポンプユニットの種類

給水ポンプユニット(受水槽併用)は制御方式により大きく分けて下記の3種となります。

1. 推定末端圧一定型給水方式
2. 減圧弁型給水方式
3. 定圧型給水方式

【主要3メーカーのシリーズ品番】 荏原製作所 テラル 川本ポンプ
推定末端圧一定型給水方式 BN型 VFC型 KFE形・KF形
減圧弁型給水方式 BI型 PCL型 -
定圧型給水方式 BD型 LAT型 KB形

各メーカーのシリーズ別表記品番となります。この品番をもとに制御方法を確認できます。
実際のユニット機器別の品番は、配管口径・出力・電源などにより、数字とアルファベットの組み合わせとなっております。


1 推定末端圧一定型給水方式

インバーター方式とも呼ばれています。現在主流となっている制御方法です。
通常、電源の周波数は東日本50Hz・60Hzに分かれていますが、このポンプユニットは
インバーター(可変速運転を可能させる装置)を利用し、周波数を変え、高効率な運転と省エネ効果を得ることができます。
必要な水量・揚程に合わせて、モーターの回転数を変え、電気的に制御しています。
イメージとしては、蛇口を全開にした場合と細く少量で吐水する場合で運転を制御します。
後述の制御方法と比較し、電気消費量に優れますが、製品価格がやや高めです。
集合住宅などの使用水量の変化が多い建物におすすめです。

2 減圧弁型給水方式

吐出圧力一定型と表記されている事があります。単に減圧弁式とも呼ばれます。
減圧弁(入口側に圧力変動があっても、出口側の圧力を一定に保つ弁類)を利用し、圧力の高い部分を吸込み側へ戻す仕組みで吐き出し側の水圧を一定に保ち機械的に制御しています。
(一定水量までとなります)15年ほど前まではこちらが主流でした。
電気料金は定圧式とほど同等ですが、比較的安定した運転が望めます。
製品価格はインバータ式と比較しやや安めです。
(川本ポンプなどはこの方式を廃止しています)

3 定圧型給水方式

定圧式と呼ばれています。ポンプの能力を最大値で使用するタイプです。
わかり易くすると、水量に関わらず水道使用時ON、使用しない時はOFFというイメージです。
少量で使用している場合は圧力が高めに感じ、同時に多量使用すると弱めに感じます。
選定能力が大きすぎると、まれに器具(蛇口など)破損が生じたりします。
設定した圧力で一定給水となり、運転中の圧力調整はできません。
製品価格が一番安価ですので、低予算かつ圧力変動に不問の建物におすすめです。

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